2018年09月25日
念願の地へ 後編
前編からの続き・・・
無論のことながら、2日目は1番船

さて、どこへ渡るかだが・・・

絶好の釣り日和で泊り客も多数

前日1本釣ってるのでそれほど追い込まれてはいない(笑)
なので、
結局前日と同じ「西沖」に上陸

しかも、泊り客のポジションも変わってないので私のポジションもほぼ同じに

先に着けた「伍八」の場所取りダッシュを見ると、やはり平日でないとちょっと・・・

しばらくすると、他渡船から6、7人のオイヤン団体が上陸して私の左側に密集して布陣

私からは距離は十分だがあんなに密集して大丈夫なのだろうか?@@?
ともあれ渡船屋さんや前日お世話になった常連さんから朝マズメは釣れてないと聞いていたのでまずは泳がせの準備から

今日は前日の大エサを省みて小アジをエサに底からちょい上を泳がせる

次はちんたらカゴ釣りの準備

前日釣れたタナからいざスタート

すると1投目からウキがスポン


なんと紀北でお馴染みのグーフーが大針にフッキング

幸い針ハリスとも損傷なくすぐに続行

しばらくすると、左の団体さんにヒラマサがヒット

しかも密集したマキエ効果のおかげ?で続けざまにアタリが

もちろん団体の全員に釣れているわけではないのだが、それでも隣から見れば羨望の的 @@
必死に打ち返すが、たまに竿が曲がるのは団体のオイヤン

(浜田でオイヤンと呼ぶのかはわかりませんm(__)m)
団体から上がる声に55、58cmなどサイズの話が聞こえる・・・ウラヤマシイ

いずれこっちにも回ってくる!と念じてウキを凝視・・・@@
ジィィーーーーーーーーーー
ウキは浮いてるのに何故アラームが?@@?
見ると石鯛竿の竿先が控えめに舞い込む!

エサの小アジは小さかったので迷わずフッキングでズシン


正体は食べ頃サイズのアコウ

クエでなかったのは残念でったが、これはこれで嬉しい魚種

すぐにストックした小アジを掛けて即投入!
多少泳がせで手が止まることはあったがカゴ釣りには集中

たま~に団体さんの竿が曲がり捕ったりバラしたり騒がくなるほどウキに向ける眼光に殺気がこもる

いかんいかん

あまりにも凝視してたらウキがフリーズしたように沈みそうにない

ここは頭を冷やして仕切り直し

ジィィィィーーーーーーーーーー
またしてもアンバサダーではなく石鯛リールからアラームが


これまたクエではなく同じようなアコウ

もしかしてツガイ?@@?
どちらも稚魚放流から繁殖した大阪湾産にはない背びれの黒点がある正真正銘の天然モノ

これで残るは2本目のヒラマサを仕留めるのみ

お昼になり団体さんが全員帰ってしまった・・・
最後のアタリから1時間以上経っているので、釣れていればここらで帰るのがオイヤン流だろう
しかし、TJC出身のアウェー戦では途中での敵前逃亡はあり得ない

激安消費期限切れの「勝負飯」でパワーチャージ

(もっとエエ弁当買えば良かった^^;)
しかし、流れもなくマキエ効果も薄く厳しい昼下がり・・・
ジィィィィィーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーー
@@!
前日に聞いたような激しいラインアラーム!!

すぐさま竿に取り付き3段アワセが決まる

ギュ~~~~~ン




前回のようなこっちに泳ぐことなく一気に潜る

こちらも必死に巻いて対抗する

が、途中から巻いても巻いても寄ってこなくなった・・・

テンション緩めて出てくることを祈る

最初のうちは生命反応があったが粘るうちにただ引っかかっているだけのような・・・

フッ

痛恨のバラシ

正体は分からなかったが、あの走りっぷりはヒラマサとしか・・・

気を取り直せず再開

バラシたショックを背負い引きずり半泣きで負のオーラマックス


すると、魚の方が溜まりかねたのかウキが良く沈む

が、針が大きいのでほとんど掛からず

たまにウキが沈んだままだと、


和歌山で釣れるモノばかり

挙句の果てには
Orz
16:00前、終了~

予備日があと1日あるので後ろ髪を引かれる思いでしたが・・・、
前日のヒラマサを美味しく食べるためにも帰ることにしました

最低限のミッションはクリアしたと自分に言い聞かせて帰路につきました


まずは疲れと心の傷を癒す本日の一っ風呂は、
浜田の山間部にある美又温泉へ

随分と閑散とした温泉だが、モヤモヤした私にはちょうど良い淋しさです

風呂の後は飯モードでしたが、レストランはとっくに閉店してました

やむなく高速のサービスエリアで、
サービスエリアのラーメンなんて全く期待してなかったのに、このラーメンは前日と比べて十分美味しく頂けました

今回の「お土産」です

ところ変わればカゴ変わる・・・
私のテリトリーでは見かけないタイプのカゴです
大粒のボイルオキアミを詰めるのに向いてそうです

タルカゴは木製が欲しくなりましたが、値段見て断念しましたOrz

インプレッサ磯 4-57遠投B
ambassador 6500CS Rocket Bl/Rd HI-Sp
いつか、必ずリベンジします

2018年09月24日
念願の地へ 前編
こんばんは
またまた久しぶりの更新となります

正直なところ、最近メインのルアーでは大したストーリー性がないのでインスタアップで済ませていました

短時間の釣りばかりですし、場所も秘匿してますので今後もこちらではたま~にか総集編ぽくアップ予定?とします

やはりストーリーとして浮かぶのは本業?カゴ釣りでしょう!
今回はそれにうってつけのネタで挑みます

それでも画像メインの手抜き記事ですが・・・

早朝?1:00、出発

西へ西へと走ること5時間400km


そしてなんとなくチョイスした渡船でいざ出港


憧れの地、山陰 浜田
大本命「伍八」はやや高いウネリがあるとのことなのでやりやすい「西沖」をチョイス

長大広大なケーソンでこの時間帯で見渡して15人ほどが点在した感じ
私は同乗した常連さんと「ポール前」に並ばせてもらい布陣

タックルは、数カ月前に購入した直後に投げ練を2回しただけの両軸タックル

今季不毛な中紀の海には出番無く、いきなり山陰での実戦投入

まああまり飛ばさずサミングさえしとけば何とかなるだろうと楽観的^^
さらに、
西沖を選んだのはこの「いつものスタイル」をしたかったから

しかも、この浜田遠征のために入手しておいた底物タックル

5,60cmながらクエが釣れる場所なのでタックルはHG?水軒スタイルより大幅なパワーアップ

エサ確保にサビキすると、豆アジとオセンは即座に無限に釣れそうな感じ


早速投入して高級魚にアピールしてもらう

泳がせ仕掛けを侍らせ、メインのカゴは7時過ぎにスタート

何となくのタナ設定だが、1投目からエサ取りの猛攻

サシエはボイルのLLという今まで使ったことがないオキアミにゴツい針、ウキは沈めど針掛かりせずボイルだけキレイに盗られる

普段使うような針を使えばポンポンとウキが入って楽しそう・・・
しかし!ここまで来た意味は何か?何をしに来たのか?@@?
迷うな~>< ストイックになすべきことをなせ!

するとウキがスッポン!


手のひらサイズの木っ端グレ・・・
(浜田では九州と同じく「クロ」と呼んでました)
あんなデカい針をよく口に入れたわ

その後もエサ取りの気配に耐えていると、8:00過ぎに隣の常連さんに待望の魚種がヒット

波止際の突っ込みに苦戦しつつタモ助成功

「いや~、これが〇〇〇〇ですか~@@;」
「実物見るの初めてですし、これを釣るために大阪から走ってきたんですよ~><」
打ち返しにも一段と気合が入る

投げては竿受けに置き、常連さんにいろいろ教えを乞う@@;
お互いの釣り座の距離は15mほど、何度目かの往来中・・・
ジィィィィィーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーー

ついに来た

ソウダカツオやゴマサバでは聞けないようなアンバサダーからの緊急アラーム

すぐに竿に取り付き、スイープなアワセを入れること3回



ズシッ

あとはとにかくゴリ巻きゴリ巻き><
思ったより引っ張りは薄く、すんなり寄ってきたけど・・・

しかし、コイツの本領はストラクチャーに近づいてから発動することを思い知らされる

沖でかけても勝負するのはボトムか波止際

この日のために用意した仕掛けとデビュータックルを信じて突っ込みに堪えること数度

最後は常連さんのタモ入れがキマって確保!
この口元・・・・・・・・ついに!

念願成就、ヒラマサ 60cmジャスト

この浜田ではこのサイズはまだ「豆ヒラ」扱い
私にとっては「ヒラマサ」という魚種を釣ることが最優先第一目標だったので、開始から2時間弱で遠征ミッションクリア(笑)
気持ちが楽になって再開

すると豪快なウキスッポンが


アタリは豪快でもラインが走らないのは20ちょいのウリボー

西沖はあまり釣れないが伍八は多いらしい

丁度よいので泳がせのエサにして投入

ちょうどお昼になったので祝杯

いきなり釣れるんだったらもっとマシな弁当にすべきだった

飯を食らい、NAビールを飲み干して満悦していると、
ジジジジィィィィ~~
~~~@@!
20cmほどのウリボーが何モノかに襲われている!

これは裏本命か!?
となるとあまり走らせると潜られてしまうはず

一か八か、大きな口に期待して早めのフッキング!

スカッ

さすがにエサがデカすぎたか

やむなくオセンを掛けて投入するも最後まで元気に泳ぐことに・・・

しかし、カゴ釣りの方も昼過ぎからほとんど流れなくなりどこから流れ着いたのか流れ藻が漂う潮に

14:00、お世話になった常連さんをお見送り

その頃から明日まで波止泊まりする釣り人が続々と上陸

最終の16:00前には朝より人が多くなって、
終了~

帰路、憧れ中の憧れの「伍八」を望む・・・
当日は朝一雨だったから人が少なかったようだが次の日は釣り日和だからな~

ともあれ貴重な1匹はしっかり保冷管理して地元の釣具店でエサを買いスーパーで飯を買う

浜田の街には銭湯がないそうなのでGSで教えてもらい、20km近く走って
国民宿舎「千畳苑」で一っ風呂

天然温泉ではないが大阪の銭湯より安い360円なら十分なコスパ

展望浴場の眼下に見える浜では波が立ちサーフィンポイントらしく日が暮れるまで波に乗っていた
私もそれを眺めつつ珍しく長風呂しているともう18:00過ぎ@@;
これくらいの時間になると大阪と違って開いている食事処は僅か

やっと見つけたラーメン屋さんに入って、
微妙な味のラーメンにテンション


後編に続く・・・