2012年02月26日
南紀低コスト調査
こんばんは
先週は風邪で無念の自宅待機でした
軽い症状でしたのでゴリ押しで行けないこともなかったのですが・・・
もはや若くもなく、行くべきエリアも遠いので我慢の週末でした
今週は経済的圧迫で苦しいので、やむなく無料の釣り場に行ってみました
以前下見しまくった地磯からカゴ釣り可能っぽい場所をチョイスです
5:00過ぎ、南紀某所到着・・・
すでに車が2台止まっており先行者がいることは確実
とりあえず着替えて車で待機し、夜が白むのを待つ
しばらくするとさらに車1台が!
もはや我慢ならず出陣
暗い岩場をヘッドライトとペンライトで照らしながら慎重に足場を確認しつつ降りていく
時折立ち止まって進行方向を確認
ようやく地磯の端まで辿り着くと、
ザザザザーーーーーーッ
ザッパ~ンッ!@@!
予想外のウネリにちと恐怖
おまけに低い足場でたまに波を被る場所を通らないと進めない
ライトで波のタイミングを確かめて無事通過し、ようやく釣り座に到着~
さすがに地磯は辿り着くまでが一苦労
夜明けを待って早速開始!

釣り座は少し高くなっていてウネリは全く問題なし
まずはエサ取りの反応を見てみるが・・・
あっさりと1投目からエサがキレイに静かに取られてしまう
深いタナも探ってみたいが沈み根が点在していて根掛かりが怖い
やむなくエサ取りの気配に屈せず正面の沈み根周りにマキエを集めていく
少し離れた場所では先行者のヤエン師達
夜明けからけっこうな頻度でアタリまくり
しかし、ヤエンを投入する前にアジを離してしまうようで、なかなかフッキングに持ち込めない様子
こちらも集中してウキを見ているが、気が散るほどドラグ音が響いてくる
8:00過ぎ、かなりデカいイカと思われるほどの激しいドラグ音が鳴り響く!
あれは2キロぐらいのアタリちゃうか~とよそ見して前を向くと、アレッ!ウキは?
慌ててアワセてフィッシュオ~ン
後手に回ったが引きは弱いのですんなり寄せてゴボウ抜き!

小さいが初場所での1匹目に一安心
しかし、この後が続かずまたもエサ取り地獄
潮もほぼ止まりがちになってしまう・・・
潮位が高くなってウネリもパワーアップし、特に沈み根付近で大きく盛り上がる
当然ながらウキもウネリが来ると水没してしまう
何度目かの大きなウネリ後、水没中のウキが浮いてこず!
反応遅れてフィッシュオ~ン
ズシッ!?
ここでも正体不明モンスターとの対決
初っ端から63の竿がひん曲がる!
引きの感じは小刻みな竿の叩き
ウキを見失った場所が沈み根の向こう側なので早くスライドさせねば!!
フッ・・・・・
またしても完敗Orz
回収すると、針を伸ばされてた
この後、潮が変わったようで逆に流れているが、沈み根を越えてくるウネリと合わさって表層だけ猛烈に速い流れとなってしまう
それほどオープンスペースではない釣り座なので、あまり糸ふけを出すと離れた沈み根にラインが当たってしまう
やむなく竿を立ててラインメンディングするが一向にアタリなし
この流れになってからはヤエンにもアタリが途絶えてしまった
やる気を殺がれる展開に場所の移動も考えていると、離れた釣り座が「空き」になった
どんな場所かはわからないがこの立ち位置よりはやりやすいはず!
直ちに陣地転換開始
足場悪く気温高く移動だけでも重労働
ふと活かしてあるグレを見ると、

グレってこんなにエラの縁が黒かったっけ?
もしや尾長では・・・(尾長なら釣り人生初
)
ウロコも同じサイズの口太と比べても一回り小さいような・・・
疑問がよぎりつつ息を切らせながら陣地転換が完了、直ちに発砲を許可する
ここも同じように沈み根が見えているがウネリが高くなるほどのものではない
その向こう側に集中的にマキエを集める
再開して約30分、ウキがフッと消える

同じようなサイズでこれもエラの縁が黒くて尻尾の形もいつもと違うような・・・
さらに、

ちょっと小さすぎだが本命へのアプローチは間違ってない感じ

陣地転換正解やな~
ちょっとしたジアイで連発すると、またもエサ取りの天下に戻る・・・
地磯では水深が浅い傾向なので、エサ取りで分けるタナの線引きが難しい
あまり下げてしまうとエサが残るようになった
しかし、底を擦っているとも思えるのですぐにタナを上げて待つ
結局本日の当たりタナでもう1匹追加し、15:00過ぎ、マキエ切れで終了~
スカリの中身は、

25×2、23、17cm
一応魚の気配が確認できました
浅い水深なのでエサ取りとの戦いは必至ですが・・・
さすがに沖磯とのポテンシャルの違いははっきりしてるように感じました
しかし、数は負けてもサイズの可能性はあるかもです
南紀には地磯でもモンスターがいるようですし
とりあえず、沖磯の半額ほどでできる場所を確認できました!
今季はもう終盤ですが、来季に繋がる釣行だったと思います
この釣行後、さらに有望な1ヶ所を再度下見しておきました
おかげで軽く膝が筋肉痛です
来週は・・・
沖磯行けたらいいですね~
さきほど、このグレを塩焼きで食しました
キープ時も内臓周りに脂がゴテゴテしていたのに驚きましたが、
焼いてみると背びれ際まで脂を貯め込んだ個体でした!
まるでアミエビをたらふく食っていたHG釣り公園のグレのようです
小っ葉までこんなに美味しいとはますます南紀に取りつかれそうです
先週は風邪で無念の自宅待機でした

軽い症状でしたのでゴリ押しで行けないこともなかったのですが・・・
もはや若くもなく、行くべきエリアも遠いので我慢の週末でした

今週は経済的圧迫で苦しいので、やむなく無料の釣り場に行ってみました

以前下見しまくった地磯からカゴ釣り可能っぽい場所をチョイスです

5:00過ぎ、南紀某所到着・・・
すでに車が2台止まっており先行者がいることは確実

とりあえず着替えて車で待機し、夜が白むのを待つ
しばらくするとさらに車1台が!
もはや我慢ならず出陣

暗い岩場をヘッドライトとペンライトで照らしながら慎重に足場を確認しつつ降りていく
時折立ち止まって進行方向を確認

ようやく地磯の端まで辿り着くと、
ザザザザーーーーーーッ
ザッパ~ンッ!@@!
予想外のウネリにちと恐怖

おまけに低い足場でたまに波を被る場所を通らないと進めない
ライトで波のタイミングを確かめて無事通過し、ようやく釣り座に到着~
さすがに地磯は辿り着くまでが一苦労

夜明けを待って早速開始!
釣り座は少し高くなっていてウネリは全く問題なし

まずはエサ取りの反応を見てみるが・・・
あっさりと1投目からエサがキレイに静かに取られてしまう

深いタナも探ってみたいが沈み根が点在していて根掛かりが怖い

やむなくエサ取りの気配に屈せず正面の沈み根周りにマキエを集めていく
少し離れた場所では先行者のヤエン師達
夜明けからけっこうな頻度でアタリまくり

しかし、ヤエンを投入する前にアジを離してしまうようで、なかなかフッキングに持ち込めない様子
こちらも集中してウキを見ているが、気が散るほどドラグ音が響いてくる

8:00過ぎ、かなりデカいイカと思われるほどの激しいドラグ音が鳴り響く!
あれは2キロぐらいのアタリちゃうか~とよそ見して前を向くと、アレッ!ウキは?
慌ててアワセてフィッシュオ~ン

後手に回ったが引きは弱いのですんなり寄せてゴボウ抜き!
小さいが初場所での1匹目に一安心

しかし、この後が続かずまたもエサ取り地獄

潮もほぼ止まりがちになってしまう・・・
潮位が高くなってウネリもパワーアップし、特に沈み根付近で大きく盛り上がる

当然ながらウキもウネリが来ると水没してしまう
何度目かの大きなウネリ後、水没中のウキが浮いてこず!

反応遅れてフィッシュオ~ン

ズシッ!?

ここでも正体不明モンスターとの対決

初っ端から63の竿がひん曲がる!
引きの感じは小刻みな竿の叩き
ウキを見失った場所が沈み根の向こう側なので早くスライドさせねば!!

フッ・・・・・
またしても完敗Orz
回収すると、針を伸ばされてた

この後、潮が変わったようで逆に流れているが、沈み根を越えてくるウネリと合わさって表層だけ猛烈に速い流れとなってしまう

それほどオープンスペースではない釣り座なので、あまり糸ふけを出すと離れた沈み根にラインが当たってしまう

やむなく竿を立ててラインメンディングするが一向にアタリなし

この流れになってからはヤエンにもアタリが途絶えてしまった
やる気を殺がれる展開に場所の移動も考えていると、離れた釣り座が「空き」になった

どんな場所かはわからないがこの立ち位置よりはやりやすいはず!
直ちに陣地転換開始

足場悪く気温高く移動だけでも重労働

ふと活かしてあるグレを見ると、
グレってこんなにエラの縁が黒かったっけ?
もしや尾長では・・・(尾長なら釣り人生初

ウロコも同じサイズの口太と比べても一回り小さいような・・・
疑問がよぎりつつ息を切らせながら陣地転換が完了、直ちに発砲を許可する

ここも同じように沈み根が見えているがウネリが高くなるほどのものではない
その向こう側に集中的にマキエを集める
再開して約30分、ウキがフッと消える

同じようなサイズでこれもエラの縁が黒くて尻尾の形もいつもと違うような・・・
さらに、
ちょっと小さすぎだが本命へのアプローチは間違ってない感じ


陣地転換正解やな~

ちょっとしたジアイで連発すると、またもエサ取りの天下に戻る・・・
地磯では水深が浅い傾向なので、エサ取りで分けるタナの線引きが難しい
あまり下げてしまうとエサが残るようになった
しかし、底を擦っているとも思えるのですぐにタナを上げて待つ

結局本日の当たりタナでもう1匹追加し、15:00過ぎ、マキエ切れで終了~
スカリの中身は、
25×2、23、17cm
一応魚の気配が確認できました

浅い水深なのでエサ取りとの戦いは必至ですが・・・
さすがに沖磯とのポテンシャルの違いははっきりしてるように感じました
しかし、数は負けてもサイズの可能性はあるかもです
南紀には地磯でもモンスターがいるようですし

とりあえず、沖磯の半額ほどでできる場所を確認できました!
今季はもう終盤ですが、来季に繋がる釣行だったと思います

この釣行後、さらに有望な1ヶ所を再度下見しておきました
おかげで軽く膝が筋肉痛です

来週は・・・
沖磯行けたらいいですね~
さきほど、このグレを塩焼きで食しました

キープ時も内臓周りに脂がゴテゴテしていたのに驚きましたが、
焼いてみると背びれ際まで脂を貯め込んだ個体でした!
まるでアミエビをたらふく食っていたHG釣り公園のグレのようです

小っ葉までこんなに美味しいとはますます南紀に取りつかれそうです

2012年02月12日
覚醒
こんばんは
ご無沙汰しておりました
毎度のことながら、釣りには励んでおりました・・・
2週間前、すさみの名礁「カツオ」で勝負!(悔しさで写真消去
)
朝のジアイ、サソイ直後にモンスターのようなヤツがヒット
グリグリ寄せるも浮かすことできずにハリス切れOrz
そして後は何事もなく終了
気持ちを切り替えて先週は、

笠甫「サンカク」に上陸!
カゴの実績は未知数らしいが気配はあり
大遠投で溝のような海底地形を攻めてみるが・・・
釣れたのは、

これだけ
1度aoriさんに報告
を打っている最中にアタっているのを気付かず、後手でやり取りするもハリス切れ
あとは静かにサシエを取られ続けて16:00に早退Orz
もはや磯カゴからの撤退も考えた1週間が過ぎ・・・
最後の覚悟で臨んだ場所は、すさみ「エビシマ」
1番船でかなりの人が上陸するも、何とか場所を確保
朝のうちはイサギ狙いの深めで流してみるが・・・
釣れるのは潮下の人だけ
流れが強過ぎるのかマキエ係になってしまう
まあイサギはええわ・・・(脂無さ過ぎなので
)
いよいよ本命グレのみで勝負


今日は竿は完全手持ち、よそ見は極力控え、ましてや
はご法度
集中集中
7:30過ぎ・・・
ズドンッ!!
反応ばっちりアワセばっちり~

グィ~ンッ!
遠投3号が弓なりに
またも南紀名物正体不明のモンスター出現!
今度こそ
テンションに気遣いながらのポンピング!
突如の締め込みには膝を使って竿の角度を確保!!
浮け~(頼)、浮いてくれ~~~~(嘆願)
プッ・・・
寄せることはできても浮いてくる様子なしOrz
最後の根はかわしきれなかった
自分なりの全ての技術を注いでみたが、まだまだ未熟
気を取り直して再開
しばらくは反応なし・・・
潮は相変わらず速くてやり辛い
お隣のフカセ師さんとのタイミングも合わさなければならない
9:00過ぎ、少しだけ潮が緩んだ感じ・・・
するとお隣のベテランカゴ師さんにグレがヒット~
やっと来たか~
今日は朝一からフカセも全滅状態でグレの姿を拝んでなかったし
何となくタナをちょっと上げて流してみると、
ウキがチョンチョン、ピュンッ!
またも反応ばっちりアワセもキマリ~
早めに浮かすためにポンピングで寄せる
朝のモンスターとは比較にならない弱弱しい引きなので、無事に浮かせると

お前かい
一応35cmぐらい
これであの程度の引きならばあのモンスターは何者・・・
まだキープする気持ちになれずにリリース
ガックリしていると、お隣のベテランカゴ師さんから

とても暖かいコーヒーをいただきました
(有難うございました
)
「今日は2,3つ捕れたらええ日だから気楽にコーヒーでも飲み~や!」
とのこと
2、3どころか、磯カゴ5回目で未だに始めの1匹すらよー釣らんのだが・・・
しばらくすると、カゴ師さんが止め流しで1匹追加
居るのは居るみただが食いどころがわからん・・・
朝は真後ろからの風が、強みを増して徐々に向きを変えてくる
ベテランカゴ師さんはあまりの寒さに途中で風裏のポジションに移動されました
私は気が立っていたのか特に寒く感じず、ただただ流れるウキを凝視するばかり@@
12:00前、ようやく潮が緩み始める
これでちょっとはやりやすくなってきたわ!
朝から攻め続けたラインをゆったりと流していると、ウキがヒュンッ!
アタリ、捉えたり!
単調に下へ走る引きにドキドキ
もう逃がさへんで!
落ち着いてゴボウ抜き~

念願の南紀初グレ!


長かった・・・ホントに長かったわ!! Orz
磯グレとは相性悪いかもしれない
殺気があり過ぎてサシエを敬遠されていたかもしれない
磯カゴセンスが皆無かもしれない
いろいろ(ショウモナイ)悩みが続いたここ半月・・・
でもようやく、
磯カゴ覚醒

を宣言します

改めてグレを眺めると、

青いね~
まぎれもない回遊タイプのグレも初ゲット
35cm
感激とホッとした安堵感で少々時間を使ってしまった
再開!
潮はさらに緩む方向・・・
風も真横からに変わって狙いのラインにキャストするのも難しい
投げミスで手前で流していたウキが波間からフッと消える!
よっしゃ~フィッシュオン
これは小さそうだからグリグリ巻いたれ巻いたれ!!
1匹釣れると現金なもので一気に強硬路線に
そのせいか、姿を見れずに手前でハリ外れ
ちょっとだけ反省して再開
潮はほとんど止まりかけ・・・
横風強風+ウネリも大きく成長しつつある
何とか同じラインを流そうとするが難易度高し!
一瞬の風の弱まりを待って投げるとばっちりラインを捉えた
すると、仕掛けが落ち着いて即スポ~ンッとウキが水没
おりゃ~!入念なアワセ!
でも重みは先ほどと似た感じ

HG釣り公園では好敵手の30cmジャストも剛腕メガディスの前では為す術なし
今度は感激も抑え気味で即再開!
強風化、夢中で投げたキャストがまたもキマった
潮はほぼ止まってもう終わりかな~
と思ってたら波間からウキが浮いてこず
アワセも完ぺき!

連チャンで34cm
これはちょっと黒ずんでるけど、居着き始めなんかな?@@?
すぐに再開
風、ウネリはますます強まる一方・・・
私だけのプチジアイもどうやら終了したみたい
潮は止まったままでウキが波で動かされている感じ
タナを浅くしようが深くしようがサシエがキレイに残ってくる
すると14:00前から徐々に潮向きが変わってきた
気持ちも新たにタナを調節していくが一向にエサ取りの気配がない・・・
あまりの荒れっぷりに食い気も無くなったしまった様子
その後は展開変わらず14:30、納竿
帰りの船ではさんざん潮を被ってしまった
心に重くのしかかっていた何物かが無くなりました
高コストフィッシングの連続でしたので、出費の割に報われない展開に嫌気も差し始めてましたが・・・
これで次の一歩に踏み出すことができそうです
もっといい思いするには南を攻め続けるしかありませんからね!
でもぼちぼち近場のメバルなど根魚系も気になってきてますが・・・
今後はコストを抑え気味で釣りを楽しみます
今回のグレを1匹、今晩刺身で食してみました
捌いている途中は脂が少なくて嫌な予感がしていました
しかし、脂はほどほどながらそこには「グレ」の味がしっかりと存在していました!!
今まで食べ慣れたHG釣り公園名物「脂メタボグレ」とは違った味わいです
食性の違いでしょうか?
釣り公園のグレの主食はほとんど毎日のように投入されるアミエビでしょう・・・
それに比べて今回の回遊グレは、かなりネイティブな食性だと言えるでしょう
かつては夏のグレはネコマタギなどと言われたほど磯臭い魚だったはずです
回遊グレは季節ごとに食性も変わり、自然で無添加な食事をしていることでしょう
一方、釣り公園のグレからは高水温期でも海藻臭いと敬遠したことがなかったと思います
かといって今晩のグレほど「グレ」の味が濃かった思いもありません・・・
磯カゴ初グレの感激も味付けになっているでしょうが、
その魚種固有の「味」というものを考えさせられる魚となりました
この釣行後、調子に乗って串本まで南下し、エギングであっさり撃沈した話には触れないでください
疲れもありましたが夜は串本もめちゃ寒くてすぐに萎えました
ご無沙汰しておりました

毎度のことながら、釣りには励んでおりました・・・
2週間前、すさみの名礁「カツオ」で勝負!(悔しさで写真消去

朝のジアイ、サソイ直後にモンスターのようなヤツがヒット

グリグリ寄せるも浮かすことできずにハリス切れOrz
そして後は何事もなく終了

気持ちを切り替えて先週は、
笠甫「サンカク」に上陸!
カゴの実績は未知数らしいが気配はあり

大遠投で溝のような海底地形を攻めてみるが・・・
釣れたのは、
これだけ

1度aoriさんに報告


あとは静かにサシエを取られ続けて16:00に早退Orz
もはや磯カゴからの撤退も考えた1週間が過ぎ・・・

最後の覚悟で臨んだ場所は、すさみ「エビシマ」

1番船でかなりの人が上陸するも、何とか場所を確保

朝のうちはイサギ狙いの深めで流してみるが・・・
釣れるのは潮下の人だけ

流れが強過ぎるのかマキエ係になってしまう

まあイサギはええわ・・・(脂無さ過ぎなので

いよいよ本命グレのみで勝負



今日は竿は完全手持ち、よそ見は極力控え、ましてや


集中集中

7:30過ぎ・・・
ズドンッ!!

反応ばっちりアワセばっちり~


グィ~ンッ!
遠投3号が弓なりに

またも南紀名物正体不明のモンスター出現!
今度こそ

テンションに気遣いながらのポンピング!
突如の締め込みには膝を使って竿の角度を確保!!
浮け~(頼)、浮いてくれ~~~~(嘆願)
プッ・・・
寄せることはできても浮いてくる様子なしOrz
最後の根はかわしきれなかった

自分なりの全ての技術を注いでみたが、まだまだ未熟

気を取り直して再開

しばらくは反応なし・・・
潮は相変わらず速くてやり辛い
お隣のフカセ師さんとのタイミングも合わさなければならない

9:00過ぎ、少しだけ潮が緩んだ感じ・・・
するとお隣のベテランカゴ師さんにグレがヒット~

やっと来たか~

今日は朝一からフカセも全滅状態でグレの姿を拝んでなかったし

何となくタナをちょっと上げて流してみると、
ウキがチョンチョン、ピュンッ!
またも反応ばっちりアワセもキマリ~

早めに浮かすためにポンピングで寄せる
朝のモンスターとは比較にならない弱弱しい引きなので、無事に浮かせると
お前かい

一応35cmぐらい
これであの程度の引きならばあのモンスターは何者・・・
まだキープする気持ちになれずにリリース

ガックリしていると、お隣のベテランカゴ師さんから
とても暖かいコーヒーをいただきました


「今日は2,3つ捕れたらええ日だから気楽にコーヒーでも飲み~や!」
とのこと

2、3どころか、磯カゴ5回目で未だに始めの1匹すらよー釣らんのだが・・・

しばらくすると、カゴ師さんが止め流しで1匹追加

居るのは居るみただが食いどころがわからん・・・
朝は真後ろからの風が、強みを増して徐々に向きを変えてくる
ベテランカゴ師さんはあまりの寒さに途中で風裏のポジションに移動されました

私は気が立っていたのか特に寒く感じず、ただただ流れるウキを凝視するばかり@@

12:00前、ようやく潮が緩み始める
これでちょっとはやりやすくなってきたわ!
朝から攻め続けたラインをゆったりと流していると、ウキがヒュンッ!

アタリ、捉えたり!
単調に下へ走る引きにドキドキ

もう逃がさへんで!

落ち着いてゴボウ抜き~

念願の南紀初グレ!



長かった・・・ホントに長かったわ!! Orz
磯グレとは相性悪いかもしれない

殺気があり過ぎてサシエを敬遠されていたかもしれない

磯カゴセンスが皆無かもしれない

いろいろ(ショウモナイ)悩みが続いたここ半月・・・
でもようやく、
磯カゴ覚醒


を宣言します


改めてグレを眺めると、
青いね~
まぎれもない回遊タイプのグレも初ゲット

35cm

感激とホッとした安堵感で少々時間を使ってしまった

再開!
潮はさらに緩む方向・・・
風も真横からに変わって狙いのラインにキャストするのも難しい

投げミスで手前で流していたウキが波間からフッと消える!
よっしゃ~フィッシュオン

これは小さそうだからグリグリ巻いたれ巻いたれ!!
1匹釣れると現金なもので一気に強硬路線に

そのせいか、姿を見れずに手前でハリ外れ

ちょっとだけ反省して再開

潮はほとんど止まりかけ・・・
横風強風+ウネリも大きく成長しつつある

何とか同じラインを流そうとするが難易度高し!
一瞬の風の弱まりを待って投げるとばっちりラインを捉えた

すると、仕掛けが落ち着いて即スポ~ンッとウキが水没

おりゃ~!入念なアワセ!
でも重みは先ほどと似た感じ

HG釣り公園では好敵手の30cmジャストも剛腕メガディスの前では為す術なし

今度は感激も抑え気味で即再開!
強風化、夢中で投げたキャストがまたもキマった

潮はほぼ止まってもう終わりかな~
と思ってたら波間からウキが浮いてこず

アワセも完ぺき!
連チャンで34cm

これはちょっと黒ずんでるけど、居着き始めなんかな?@@?
すぐに再開

風、ウネリはますます強まる一方・・・
私だけのプチジアイもどうやら終了したみたい

潮は止まったままでウキが波で動かされている感じ
タナを浅くしようが深くしようがサシエがキレイに残ってくる

すると14:00前から徐々に潮向きが変わってきた

気持ちも新たにタナを調節していくが一向にエサ取りの気配がない・・・
あまりの荒れっぷりに食い気も無くなったしまった様子

その後は展開変わらず14:30、納竿

帰りの船ではさんざん潮を被ってしまった

心に重くのしかかっていた何物かが無くなりました

高コストフィッシングの連続でしたので、出費の割に報われない展開に嫌気も差し始めてましたが・・・
これで次の一歩に踏み出すことができそうです

もっといい思いするには南を攻め続けるしかありませんからね!
でもぼちぼち近場のメバルなど根魚系も気になってきてますが・・・
今後はコストを抑え気味で釣りを楽しみます

今回のグレを1匹、今晩刺身で食してみました
捌いている途中は脂が少なくて嫌な予感がしていました
しかし、脂はほどほどながらそこには「グレ」の味がしっかりと存在していました!!
今まで食べ慣れたHG釣り公園名物「脂メタボグレ」とは違った味わいです
食性の違いでしょうか?
釣り公園のグレの主食はほとんど毎日のように投入されるアミエビでしょう・・・
それに比べて今回の回遊グレは、かなりネイティブな食性だと言えるでしょう
かつては夏のグレはネコマタギなどと言われたほど磯臭い魚だったはずです
回遊グレは季節ごとに食性も変わり、自然で無添加な食事をしていることでしょう
一方、釣り公園のグレからは高水温期でも海藻臭いと敬遠したことがなかったと思います
かといって今晩のグレほど「グレ」の味が濃かった思いもありません・・・
磯カゴ初グレの感激も味付けになっているでしょうが、
その魚種固有の「味」というものを考えさせられる魚となりました

この釣行後、調子に乗って串本まで南下し、エギングであっさり撃沈した話には触れないでください

疲れもありましたが夜は串本もめちゃ寒くてすぐに萎えました
