58へ、背水の陣

カゴ迷人

2019年10月08日 19:23







こんばんは



今年もこのシーズンがやってきました



山陰 浜田遠征です



当ブログでは触れませんでしたが今春も遠征し、狙いの大マサどころか小アジしか釣れずに敗退してましたOrz



9月以降、浜田の沖提では豆ヒラメインながら高確率でアタリがあるようなので出撃です


















遠征初日








残念ながら、この日は強風のため渡船は休船でしかも4日目



なのでのんびり大阪を出発して西進



が、のんびり走ったつもりが13時過ぎには浜田到着



海沿いは北東の爆風、こんな時間から何したらええねん



散々昼寝や暇つぶしして16時頃、瀬戸ヶ島の港にてエギングスタート



ところどころ墨跡はあるけどとにかく人が多い



そりゃ足場最高・車ほぼ横付け少し歩けばトイレありとなると当たり前



ランガンする気はないので追い風ポジション変えずにシャクっていると日没直後にフォールが止まるアタリ






























コロッケサイズながら周りの釣れて無さを考えれば上出来な1杯



せめてもう1杯!とシャクリにも力がこもるが、寒くなってきたのと海面ライトチカチカ迷惑男にうんざりして19時過ぎに撤収
















2日目










この日はウネリは残るが曇りで微風、夕方から雨とのことで浜田の渡船は5日ぶりの出船



久しぶりの出船とあって月曜日でも1番船は満員に



5時半出港



伍八波止には3つ?の渡船の船着き場が日替わりで違い、この日馴染みの金時丸は比較的不人気の「西」



そして3隻ほぼ同時に波止着けして恒例の「伍八ダッシュ」もスタート



伍八ダッシュが可能なのはグループで来てる釣り人のみなので、独りの私は適当に選んだ西寄りの段上に布陣



急いで陣地を整え、いざ開始



すると段下の2人組に連続ヒット



朝一から本命ゲットなんてウラヤマシイ~



さらに、東方面でも盛んに竿が豪快に曲がっている



私のウキが消えるのも時間の問題だろう



タナもほぼ情報通りで皆とは大差ないはず・・・



伍八には20数人いて誰かしらの竿が曲がっていたが、夜明けから1時間ほどで少し落ち着いた



私の焦り指数40



いやいや、まだ1時間しか経ってないや~ん



この時、そんな軽口を叩かれても無視していたかもしれない



それは・・・、



予定していた3日目が出船判断ギリギリの天気予報であり、私には今日しかないという「背水の陣」で挑んでいるので大チャンスの朝一を外したということはすなわち春に続いて秋の遠征も討死に近づいたに等しい



去年からの浜田での経験でとにかくマメに打ち返すことが重要とのことで、こちらでは考えられないほどのテンポで回収投入



もちろん周りの釣っている方々も同じようにテンポが速い



朝一のジアイは終わったようだが、人気の東方面はチラチラ覗き見ると数分に1人は引っ張り合いの最中



布陣中の西エリアは朝のジアイ以降気配は薄いながらも誰かが竿を曲げている・・・



朝から何も食わず忙しく打ち返して9時過ぎ、もはや伍八で釣ってないのは私のみではなかろうか?@@;



焦り指数60



そんな時、東の方から移動してきた方が私に隣に入り1投目でヒット



私がタモ助したが、サイズは平均ながら美味そうなプロポーションを目の当たりにして嫉妬に燃えたぎる



居るには居る・・・



場所は間違ってない・・・はず



しばらくすると、朝からも竿を曲げていた3人組にフィーバー到来



ほんの半時間ほどで5,6本、アタリはバラシも合わせればこちらとは別世界



40mほどしか離れてないのにこの差はいったい・・・Orz



10時半頃、その3人組がクーラーパンパンで帰るとのことなので堪らずスライド






























伍八のほぼ中央部、ここで仕切り直して先ほど帰られた「勝ち組」に肖りたい



早速迅速射撃を繰り出すが、ただでさえ弱い流れが止まってしまい藻屑が漂いだした・・・



焦り指数80



そういえば、この藻屑はさっきの場所を漂ってなかったか?@@;



もしかして私と同時にスライドして来よったかも



藻屑が漂う場面、これまで数多あったがロクな状況ではない



フィーバーどころかエサ取り地獄でお手上げ状態



ダメと分りつつ足掻いて12時、伍八に残るは7、8人となった・・・



焦り指数MAX



今までの浜田経験では昼からの可能性は朝の半減以下



しかも焦り焦って貴重なアタリをバラした記憶が蘇る



また、これだけ人が減ればマキエ効果も激減して魚を寄せることもままならぬ



浜田の渡船客は最終まで粘る人はほとんどいない



出船前、乗船名簿に「16:00」と書いた時点で覚悟はしていたが、〇ボの覚悟はしてなかった・・・



次はいつここへ来れるのか・・・、歯を食いしばりつつ眺めていたウキが波間に消える・・・
























ジジィィィーーーーーーーー 
















つ、ついに来た



焦るな~焦るな~@@;



これまでの経験で、









一、早アワセ厳禁


一、多段アワセで針を食い込ませる


一、後はタックルと仕掛けを信じ竿を立ててとにかく巻く(笑)









案の定、すんなり寄ってくると見せかけて底へ底へと突進



そうはさせじと剛弓のパワーで一気に浮かせる!



最後は帰り間際の方にタモ助していただいて、












































良かった~^^











私には多額の交通費と貴重な年休消費からのプレッシャーに押しつぶされる寸前から這い上がった解放感で暴れそう






























豆ヒラと呼ばれる53cmでも0と1では天地の差



しかし、動作は歓喜に酔いしれることなく次の1匹を狙う殺気と欲望の虜そのもの


(某HPに載っていた広島の方、タモ助&アドバイス有難うございましたm(__)m)



さらに打ち返しテンポが速まったのでマキエ量が心配になってきた・・・



そこで、帰った人のおこぼれを掃除ついでに頂戴することに(笑)



フィーバー3人組の残り物はもちろん、えびせんと化したパリパリボイルも水で戻せば使えそう



投入後、アタリセンサーはラインアラームに任せてせっせとボイル拾い



何度目かの拾い旅から戻るとウキが無い!





























このデカい針に何故に・・・@@;



よく見ると顔面フッキングしてた



14時前、

























東・・・

















西・・・






とうとう春の撃沈遠征の終盤同様伍八に独り



しかし!今回は安堵の1本がクーラーボックスに収まっているので余裕



脳裏にあるのはさらに1本という欲ばかり



が、寄ってきたのはスズメバチ



しかも目当ては拾い集めたパリパリボイル混じりのマキエのようで頻繁にバッカン内部に侵入



その度にバッカンを蹴って追い出すもすぐに戻ってきたり私に攻めかかってきたり



こんなヤツに手を止められてなるものか!と何度も追い出して断念させることに成功





























前方より雨雲が接近中



予報では最終船前には降り出しそうな・・・




















ジジィィィーーーーーーーーー

















余所見してても安心ラインアラーム



またしても多段フッキングで戦闘開始



巻き巻きして手前までは寄ってくる・・・



問題は伍八でヒラマサを自分でタモ入れしたことがないこと



足元の突っ込みは数度あるので十分弱らせてしっかり空気吸わせてからタモ入れしたらすんなりと^^v






























欲が勝った55cm



そして、さらに欲が強まることに



そう、元々今回の遠征はサイズよりも数を釣る方針?だったのでこれでも足りない



























最終船までの時間は、釣れていなければ諦めモードに



釣れていれば欲のタイムリミットにやたらと焦る(笑)






























午前中は大コケにコケたので2本でも大健闘





























2本目の両軸竿(剛弓カゴ遠投3-57B)もヒラマサで入魂完了



インプレッサ遠投4-57Bと大差ないパワーでかつ軽い



帰港後、やはり明日の出船は朝にならないと微妙とのこと


(結局出船したようですが、昼前からはかなり過酷なコンデションでしょう。風速や波高など今後の参考にします。)



朝になって予報が悪化して出ないとなるのは最悪なので渋々帰ることに


























帰るとなればサクッとひとっ風呂



春にも訪れた旭温泉へ



熱い湯が嫌いで烏の行水並みの私でも長く浸かれる温い湯がお気に入り

























これまた春に作ってもらったメンバーカードで少し割引でき、距離的に少しでも高速代減額にも貢献



しっかり汗を流してまったり湯に浸かって本日の釣行を振り返り余韻にも浸る



すると、後から来た老人が軽くチ〇〇ン洗っただけで湯に入ってきたのを見て興冷めして温泉を後にし帰阪












わずか1日だけとなった第4回浜田遠征、出発前から初日と3日目が厳しいことは分かってました



しかし、春の失敗とショア青物の惨敗が思いとどまる思考力を奪い去りました



半夜エギングもアクセス容易な場所は同じように厳しいはずなので、出船できなかった場合の代案を探してみます



今年も残すところ2ヵ月半余り、帰阪した今すでに第5回いや第6回遠征まであり得るほどハマってます



次の遠征はサイズ狙いガチンコファイト志向で挑みます



うまく連休と出船可能日が被ってくれることを祈るばかりです



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