こんばんは
数日間春陽気が続きましたね
それに呼応して桜の花も一気に散ってしまいそうな勢いです
葉っぱだらけになる前に、私の
「桜」も早々に一花咲かせておかねばなりませぬ
「出身」問わず赤ければとりあえず納得することにしました
なので今回は初上陸となる、
南紀 磯間「カナヤ」で咲かせてみせます
5:00、この日は湾内磯限定なのに15人も載せて出港
なるほど、港を出ると波気十分
まずは神楽島で2人、カナヤには9人も降り立った
初上陸ゆえにどこが良いのかさっぱりわからないので適当なクーラーに座れるポジションを選んで布陣
マキエコネコネすればタックルを取り出す
暗いうちからでも食ってくるそうなのでミライトウキを点灯させると、まさかの電池切れ
しゃ~ないので、久しぶりのアンバサダーの試し投げで夜明け待ちしてみる
その数投後、
ギュルルルルゥゥゥゥ~~~
夜明け前からパーマ屋開店
余計なことするんじゃなかった
プチプチ切って仕掛けを作り直したが、マキエを入れた第1投でもプチパーマ形成でイライラはマックス
結局頭を冷やして再開できたのは6:00頃
幸い?まだ誰も釣れてない様子
それもそのはず、さっぱり潮が動かない
湾内の磯なのでそんなに流れないだろうとは思っていたがこれほどまでに動かないとは
投げても数分たってもウキはそのまんま
やむなく初めての「カナヤ」を散策
かなり大きい磯で、以前から聞いていた通りクーラーに座ってできる珍しい足場
眠たくなったら寝放題な平地が無数に
しばらくして釣り座に戻ると、ウキは何処?@@?
ジジジィィィーー
ラインアラームがウキが無い理由を告げる
グイッとアワセてフィッシュオン!
ヘッドシェイクも力強く、あとは赤か黒か?@@?
う~ん、カナヤ初フィッシュはメタボ乗っ込みチヌ43cm
ほぼ流れておらずサソイもないほったらかしでよくぞ食ってくれた
キープはしないにしてもとりあえずスカりに入れるに相応しい
その後は磯の散策はほどほどにして釣りに集中@@
が、チヌから4時間ほど無反応となってしまった
干潮後の上げ潮
この場所ならこれくらいで「流れている」と言える動きが発生
正確には言えないが、しいて言えば1m流れるのに5秒を要する感じ
が、この動きでもエサ取りらしき気配はほとんどなく、朝から続くサシエ丸残りは変わらず
ならばタナと狙いどころを変えてやって数投後、
フッとウキが消えて瞬時に
ジジジィィ~
待望の赤!
カナヤ名物
脱走兵45cm
あまりの気配なさに撃沈を覚悟してたので感激
すぐにスカりに押し込めて再開!
すると数投後にアタリ
が、針掛かりが浅かったようで途中で針外れOrz
潮にも見切られたようでまたも流れがとまってしまう
釣れて戻った集中力もみるみる低下
するとまたも投げっぱなしの散策の旅に出るしかない
眼前の生け簀には何度もエサやり?に船が来ていた
あまりエサをやられるとこっちで食ってくれなさそうで困る
動かない流れの中、機械のように何度も打ち返していると、
ジジィィィィ~~~
余所見中に何事ぞ!@@;
またしても惚れ惚れするほど筋肉質なチヌ42cm
できれば赤い方の追加で14:00の船で帰りたかったが、この流れではそれは適わない様子
なのでその船を見送り延長戦!
皆さん帰られて広いカナヤに独りぼっち
北西風はかなり強くなって沖向きはサラシだらけで時折波しぶきが釣り座に届く
池のようなカナヤと言われてるそうだがこの日は内向きでもウキがゆらゆらと安定せず
しかし、執念の粘りも空振りとなり15:00頃、スカりを乾かすために釣果を引き上げ
すべて40アップ、初めてのカナヤでこんなけ流れてくれないなら上出来だろう
チヌは「不食の誓い」があるのでさっさとリリース
赤いヤツの神経〆がキマッた直後、
ジジィィィーーー
ラスト1投まがいの放置プレイで38cmを追加して感激
チヌと並べることはできなかったが、キープが2匹となって気分よく終了、最終便で
撤収~
いつかは、と思っていたカナヤにようやくデビューすることができました
最近は低水温のおかげでなかなか渋いですが、湾内とは思えないポテンシャルを秘めており、尚且つ北風に強く磯なのにクーラーに座ってカゴ釣りができる環境にとても魅力を感じました
また水温が上がっていろいろ狙えそうになれば行ってみたいですね
さて、気になる「脱走兵」の味ですが・・・
まず天然モノとは臭いが違いますね~
マダイ特有の粘膜の香りがなくちょっとした臭味があるように思います・・・
しかし、鯛しゃぶ、刺身、アラ煮はやはり鯛に変わらない安定感に大満足でした
姿はともかく味の方で私も
「開花」させることができました
残りの1匹のレシピを練りつつ、次回の釣行に備えます