私も、間に合いました!

カゴ迷人

2012年07月02日 21:00

こんばんは
梅雨真っただ中、鬱陶しい天気が続きますね
雨にも負けずさらにイカを追いかけておきたいところですが・・・
何やら皆さんシーズナブルな獲物をゲットされています
時期的に終盤ギリギリ状態なので、今季1回限りと覚悟を決めて荒行してきました



















13:30頃、中紀の港に到着~

予報よりも早い降り出しにちょっとビビり気味

こんなんで夜通しできるんか~

そう、今回は、

















小浦沖一文字 通し釣り 


狙いはもちろんノッコミ終盤のイサギ 

最近釣れ出したシイラには目もくれず、カゴ釣りのイサギ狙いだけに集中

14:00の船でいざ上陸

ちょうど入れ替わりで発泡クーラーを重たそうに渡船に積み込む方々

この日の朝も満員御礼でデカいシイラも上がった様子

私が到着したころは回遊も途絶えて人も少なくなった頃なので望み通りのイサギポイントに陣地構築

久々のカゴ釣りなので、またも準備段階でバタバタ

ホントに何から手をつけて良いか分からなくなるほどやることいっぱい!

するとお隣のベテランさんがチャリコに続きイサギもヒット

幸いタモはセット済みなので私がタモ係を引き受ける

お礼にタナを教えていただく

バタバタしながらもそのタナに合わせて第1投!


























う~ん、イサギどころかチャリコすら食ってくない・・・

ピックアップをトロトロしていると小サバの餌食になってしまう

わずかな回遊タイミングを期待して打ち返すが、時間とともに深いタナまで小サバの気配

こうなるとどうにもならないのでできるだけ遠投して小うるさい外道を避けてみる



















・・・・・・





















するとライントラブルの嵐

久々に使ったナイロンラインは驚くほどヨレまくりOrz

さらにメインラインに傷が多いのかウキ止め糸の滑りが悪い

なんやかんやで糸巻き量の半分近くを破棄することに・・・

フルパワーで遠投すると、流しで送り込む余力に不安になるほどスプール丸出し




























こんなんで夜通しできるんか!!(怒)









我ながら情けない展開に気力も落ちていく・・・

でもこれ以上ラインを失わないように糸ヨレに気をつけて続けるしかない!!

夕方前、予報以上の本降り状態からしばしの止み間

エサ取りと小サバの気配が消えた・・・

タナを微調整して何気なく遠投して流していると、

























ズボンッ! 









見事なウキスポンにやや狼狽

慎重に浮かせると本命イサギ

タモですくってまずは水揚げ

連発を狙うべく打ち返しを最優先!

























これで一安心の35cm

スカリに入れてロープを固定していると、アレッ!ウキは??































すばやい打ち返しが功を奏して31cmを追加

もちろん撮影よりも前に3連発を狙って打ち返し済み!

しかし、残念ながら3発目は不発・・・

群れの移動方向でも分かれば追い打ちもできそうなんだが






とりあえず本命の連発で気を良くして日没を迎える

雨は容赦なく降ってくるが、イサギの気配があるならばお構いなし

ミライトを装着して回遊待つ・・・
























全くアタリなしOrz

夜のイサギはダメだったっけ?@@?

タチウオでも回遊しているなら納得もするのだが、私も狙ってないし少ない通し組も狙ってそうにない・・・

少し手前に投げるとたまに小サバやネンブツダイが釣れてくるのでたぶんタチウオの気配はない感じ

21:00頃、雨が上がったところでしばし仮眠を試みる

すると10分もしないうちに大粒の雨が顔を連打することに









・・・・・

















やむなく釣り続行

雨はいいとしても潮が動かないのは如何なものか

潮が止まってしまうと浮いていたエサ取りまで沈んでしまう・・・





























雨が降り続く中、大移動を決断

3往復して陣地を転進

新たな場所で流してみると、動きはイマイチながらもとりあえず動いている感じ

エサ取りが浮上してくるのでタナも少しづつ上げていく

う~む、こんなにタナ上げてもイサギ釣れるか~(疑)

日付変わって1:00前、あまりの幸薄さに睡魔が集中力を奪っていく・・・

雨も小康状態なので再度仮眠を試みる














30分後、今後は風の音に目が覚める

でも眠りは深かったようで集中力も回復

やはり夜はアカンかと肝に刻みつつ打ち返しを怠らない・・・




















夜間は何も展開はなく時間が過ぎ、各渡船屋の1番船の時間帯に

すると3:00頃、暗いので見えにくいが見慣れた帽子とクーラー・・・

しばらくして携帯の着信履歴を確認すると、やはりここをHGとする肴釣師さんからだった

昨日からの状況などを報告して通し釣りのアドバイスもいただく@@;

しばらくすると空が薄明るくなってきた・・・

するとまたも見慣れた人が2番船で上陸!

新たな道具を重たそうに抱えてきたのはやはりaoriさんだった

「こんな雨の日に物好きですな~」と挨拶していると、ウキはいずこ?@@?






















ズシッとフィッシュオ~ン!

引きはイサギっぽくなく正体不明?@@?



























これは意外なマルアジ32cm!

卵を満載したノッコミ個体

とりあえず打ち返してもう1匹を狙う

aoriさんに近況などをお聞きしていると、またもウキがない!




























この縞模様ならウリ坊?

いやいや、これでも30cmアップ

前日夕方以来のイサギにさらにヒートアップ

お話もいいが貴重な朝マズメに集中・・・

しばらく流していると、ウキがフッと瞬消

同時にラインもグィ~ンとピンピンに





























ちょっとトルク不足のメヂカ

タナを上げ過ぎたかな?

でもタナを下げていくとエサ取りも活発でサシエは全く残ってこない

するとやっぱりタナを上げるしかない・・・

ふと見ると隣のカゴ釣り師さんが何やら格闘中@@;

浮いてきたのは70はありそうなシイラ

オキアミを食ってきたらしくタモはまだ準備してないとのこと

私がタモ係を買って出て浮かせたシイラと格闘

大苦戦の末、何とかバラさずにタモ入れ成功













あんなのがうろうろしているならイサギは居なくなったかも・・・

周りのルアーマンもポツリポツリとシイラヒットでロッドを曲げている

私もシイラ狙ってみよかな~

もう少しタナを上げて流していると、ウキスポンッ!ラインビューンッ!

トルクフルな引きにペンペンシイラの予感

しかし、浮いてジャンプするでもなく下に突っ込む感じ・・・
































これも意外なゴマサバ39cm!

もちろんペンペンよりこっちがウレシイ~






















その後はメヂカが単発で釣れる状況なので、7:30過ぎに早めの納竿

スカリに入ったままの活きイサギを持って肴釣師さんのもとへ

以前からの課題である神経〆の秘法を伝授していただく@@;


















・・・・・・・・・




















なるほど!@@!


これはコツさえ掴めばかなり簡単!






























ちょっと分かりにくいが神経〆がキマると色の変わり方が違う!

今後も余裕ある時には是非ともやっておきたい方法

お二人には久々にお会いしたのでしばし談笑後、9:00の船で撤収















一発勝負で挑んだノッコミイサギ、私も間に合って何よりでした
思ってたよりも夜釣りが効果的でないので、夜間はヒマで眠くて冷たい雨に打たれて苦痛でしたが・・・
夕マズメと朝マズメの一瞬のジアイにすくわれました
これで思い残すことなく暑い間はルアーマンになれそうです!

今回伝授していただいた神経〆、確かに身のプリプリ感は違ってましたね@@;
できれば次回はもっと足の早い青魚に施すとさらに効果的な方法だと思いました
それにふさわしい青物、釣りたいですね~


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