南紀低コスト調査

カゴ迷人

2012年02月26日 20:13

こんばんは
先週は風邪で無念の自宅待機でした
軽い症状でしたのでゴリ押しで行けないこともなかったのですが・・・
もはや若くもなく、行くべきエリアも遠いので我慢の週末でした


今週は経済的圧迫で苦しいので、やむなく無料の釣り場に行ってみました
以前下見しまくった地磯からカゴ釣り可能っぽい場所をチョイスです










5:00過ぎ、南紀某所到着・・・

すでに車が2台止まっており先行者がいることは確実

とりあえず着替えて車で待機し、夜が白むのを待つ

しばらくするとさらに車1台が!

もはや我慢ならず出陣

暗い岩場をヘッドライトとペンライトで照らしながら慎重に足場を確認しつつ降りていく

時折立ち止まって進行方向を確認

ようやく地磯の端まで辿り着くと、












ザザザザーーーーーーッ
ザッパ~ンッ!@@


予想外のウネリにちと恐怖

おまけに低い足場でたまに波を被る場所を通らないと進めない

ライトで波のタイミングを確かめて無事通過し、ようやく釣り座に到着~

さすがに地磯は辿り着くまでが一苦労

夜明けを待って早速開始!












釣り座は少し高くなっていてウネリは全く問題なし

まずはエサ取りの反応を見てみるが・・・

あっさりと1投目からエサがキレイに静かに取られてしまう

深いタナも探ってみたいが沈み根が点在していて根掛かりが怖い

やむなくエサ取りの気配に屈せず正面の沈み根周りにマキエを集めていく

少し離れた場所では先行者のヤエン師達

夜明けからけっこうな頻度でアタリまくり

しかし、ヤエンを投入する前にアジを離してしまうようで、なかなかフッキングに持ち込めない様子

こちらも集中してウキを見ているが、気が散るほどドラグ音が響いてくる

8:00過ぎ、かなりデカいイカと思われるほどの激しいドラグ音が鳴り響く!

あれは2キロぐらいのアタリちゃうか~とよそ見して前を向くと、アレッ!ウキは?

慌ててアワセてフィッシュオ~ン

後手に回ったが引きは弱いのですんなり寄せてゴボウ抜き!













小さいが初場所での1匹目に一安心

しかし、この後が続かずまたもエサ取り地獄

潮もほぼ止まりがちになってしまう・・・

潮位が高くなってウネリもパワーアップし、特に沈み根付近で大きく盛り上がる

当然ながらウキもウネリが来ると水没してしまう

何度目かの大きなウネリ後、水没中のウキが浮いてこず!

反応遅れてフィッシュオ~ン






ズシッ!? 

ここでも正体不明モンスターとの対決

初っ端から63の竿がひん曲がる!

引きの感じは小刻みな竿の叩き

ウキを見失った場所が沈み根の向こう側なので早くスライドさせねば!!












フッ・・・・・













またしても完敗Orz

回収すると、針を伸ばされてた





この後、潮が変わったようで逆に流れているが、沈み根を越えてくるウネリと合わさって表層だけ猛烈に速い流れとなってしまう

それほどオープンスペースではない釣り座なので、あまり糸ふけを出すと離れた沈み根にラインが当たってしまう

やむなく竿を立ててラインメンディングするが一向にアタリなし

この流れになってからはヤエンにもアタリが途絶えてしまった

やる気を殺がれる展開に場所の移動も考えていると、離れた釣り座が「空き」になった

どんな場所かはわからないがこの立ち位置よりはやりやすいはず!

直ちに陣地転換開始

足場悪く気温高く移動だけでも重労働

ふと活かしてあるグレを見ると、













グレってこんなにエラの縁が黒かったっけ?

もしや尾長では・・・(尾長なら釣り人生初)

ウロコも同じサイズの口太と比べても一回り小さいような・・・

疑問がよぎりつつ息を切らせながら陣地転換が完了、直ちに発砲を許可する

ここも同じように沈み根が見えているがウネリが高くなるほどのものではない

その向こう側に集中的にマキエを集める

再開して約30分、ウキがフッと消える












同じようなサイズでこれもエラの縁が黒くて尻尾の形もいつもと違うような・・・

さらに、














ちょっと小さすぎだが本命へのアプローチは間違ってない感じ

陣地転換正解やな~

ちょっとしたジアイで連発すると、またもエサ取りの天下に戻る・・・

地磯では水深が浅い傾向なので、エサ取りで分けるタナの線引きが難しい

あまり下げてしまうとエサが残るようになった

しかし、底を擦っているとも思えるのですぐにタナを上げて待つ

結局本日の当たりタナでもう1匹追加し、15:00過ぎ、マキエ切れで終了~

スカリの中身は、













25×2、23、17cm





一応魚の気配が確認できました
浅い水深なのでエサ取りとの戦いは必至ですが・・・
さすがに沖磯とのポテンシャルの違いははっきりしてるように感じました
しかし、数は負けてもサイズの可能性はあるかもです
南紀には地磯でもモンスターがいるようですし

とりあえず、沖磯の半額ほどでできる場所を確認できました!
今季はもう終盤ですが、来季に繋がる釣行だったと思います
この釣行後、さらに有望な1ヶ所を再度下見しておきました
おかげで軽く膝が筋肉痛です
来週は・・・
沖磯行けたらいいですね~

さきほど、このグレを塩焼きで食しました
キープ時も内臓周りに脂がゴテゴテしていたのに驚きましたが、
焼いてみると背びれ際まで脂を貯め込んだ個体でした!
まるでアミエビをたらふく食っていたHG釣り公園のグレのようです
小っ葉までこんなに美味しいとはますます南紀に取りつかれそうです


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